習い方と上達について
JUGEMテーマ:趣味
ありがたいことに、老若男女幅広く生徒さんが通ってくださる我が教室
本当に様々な方がいらっしゃいますが
とても生真面目な方がいらっしゃいます
その方が
先生、私は先週、これが出来た!と思ったのですが今週は出来ない
どうすればできるのかしら?どうしてこんなに上達しないのでしょうか?
というような問いかけがありました
じつはこの方はとっても生真面目で、以前から「出来ない」を連発されてました
出来ない方では無いんですよ(笑
最初は、目指すところがとっても高い方なのかな?と思っていました
でも、実際はそうでもなくて、意外に細かいことにこだわって、前に進めないタイプのようです
以前は「そのうち書けるわよ〜」「あら、ちゃんと書けてるじゃない」
そういって、普通に対応していたのですが、その「書けない」アピールは
エスカレートするだけ(苦笑
そのうちに、周囲の生徒さんたちもフォローしてくれて
生徒さんA 「私なんか5年も前に先生に言われたことが、今理解できるって感じよ」
生徒さんB 「私なんか先生からほめられただけで楽しいけど?」
生徒さんC 「そんな小さなことにこだわっていると、楽しくなくなるよ」
などなど言ってくださるようになってますが
ここで私も、彼女にこの際、しっかり伝えようと思い
書道は、本当に言われていることの半分も頭に入らないと思うし
それがわかるのはAさんがおっしゃるように、何年も先ということが多いです
私もそうでした。だから私も同じことを何回も伝えます
それはわかってないから伝えるのではなくて、身体が覚えるまで伝えます
だから部分練習ばかりしていないで、文字として流れの中で覚えましょう
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なんか、私もきっぱりすっきり言えたらすごくさわやか♪
ずっと彼女のことは気がかりになっていました
どんなにほめても出来ても「出来ない、書けない」ってしか言わないから
「道」のつくものは簡単には身に付かないんですよね〜
そして、素朴にコツコツと、私の伝えたいことを素直に受け取ってくださった方が
上達が早いような気がします(ちょっと言い過ぎ?)
ほんと「素直」って大事なんだと思います